意識中くらい系パンダ

超絶意識低い系無気力人間だったけど最近少し意識高くなった人の話

葬式でウケをとる坊主

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

(前回の続き)

 

 

父の葬式にて…

ワイ(うう…お父さん、何もしてあげられなくてごめん…)

坊主「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

ワイ(バカにしてたけど、お経って遺族にとっては少しだけ癒しになるものなんだな)

坊主「なーむーあぁぁみぃだぁぁぁぁぁぶつ!!」

幼稚園生甥「ぷっ、うひひひ」

坊主「なんまんだーなんまんだー…なん…ヘックショイ!」

甥「ふひひひひ」

ワイ(なに葬式でウケとっとんねん…)

 

 

今まで何回か法事にでてきて、いろんなお坊さんに会った。

基本的に皆優しそうな雰囲気を持っているが、バックグラウンドや風貌など、いろいろな人がいる。

お坊さんなのに髪の毛が伸びている人や、元大学教授だという人、話し好きの人など、それぞれだ。

 

そしてお経の読み方も個性がある。

いかにも棒読みの人がいるかと思えば、やたら抑揚をつける人、極端に長い人などもいる。

 

以前、テレビでお坊さんが、お経を忘れて終わり方が分からなくなると長くなってしまう、と言っていたが、極端に長い人はそういうことなのかもしれない。

 

これまで個性的過ぎて志村けんのコントに出てきそうな人を何人も見てきた。

甥にとっての祖父の葬式という場にも関わらず、笑ってしまっても無理はない。

 

タイトルを見るとお坊さんに怒っているのかと思われるかもしれないが、全くそんなことはない。

子供の頃は何故葬式なんかのためにお金と時間を使うのか分からなかったが、大人になって少し分かった。

 

亡くなった人のために何もしてあげられなかったという気持ちがあっても、亡くなった後で出来ることは葬式や墓参りくらいしかないのだ。

もちろん、もう亡くなってしまった人にとって、これが何かの役に立つとは考え難い。

それでもこの儀式を行うことで遺族の心の整理には役立っているかもしれない。

今はそう思うようになった。