意識中くらい系パンダ

ゆるい会社員の希望と絶望。会社を使い倒して自己研鑽中。

困っている親友のために全財産を捨てられる?

 

A「ワイ、病気でお金がいるんや。親友Bさん、治療費を援助してくれや。」

B「親友のAさんのために、貯金全額下ろしてきたで!はい、2万円!」

A「社会人が貯金2万とかありえんやろ…」



ふと、困ったときに助けてくれる親友、というのはどういう人か、と考えてみた。


学校では、薄い繋がりの友達を何人も作るより唯一無二の本当の親友を作ることの方が大事だ、とはたまに聞くことだ。

本当に困ったとき、助けてくれるのは親友と家族だけだから、と。

 

確かに困ったときに損得なしに助けてくれる人がいるのは大変に有難い。

だが、親友というのは実際のところ、困ったときにどこまでのことをしてくれるものなのだろうか。


もちろん、通常はそれを期待して友人付き合いをしていないと思うが、いや、むしろそう思っているからこそなのかもしれないが、通常は親友であってもそれほど大したことはしてくれないのではないかという気がする。

 

少し極端な例だが、病気で莫大な治療費を払わないと死んでしまうが自分だけではお金が足りない状況になったとして、かなりの親友でも貯金全額下ろしてまで援助してくれるだろうか。

 

そもそも無い袖は振れないのだが、袖があったとしてもせっせとためた貯金をすっからかんにして無一文にまではならないのではないだろうか。

もちろん、もともと貯金が少ない実家暮らし学生とかであれば、

「親友のために貯金全額下ろしてきたよ、はい5千円どうぞ。」

 ということはあるかもしれない。


小中高大に会ったいろんな友人コンビを思い出し、それぞれの親友から資金援助の依頼を受けた場面を想像してみても、

「できる援助をさせてもらうよ」

と言いながらお見舞金をせいぜい10万程度を渡すか、

「自分には何もできないけど応援するよー」

と言うだけの人がほとんどではないかと思う。

 

もししばらく会っていない自分の過去の親友から、資金援助を依頼されたとして、どうするか。

学生のときの友人とは、社会人になってしばらくはよく会っていたが、今は連絡すら全く取っていない。

自分の親友だった人たちは金持ちではないにしてもある程度は稼いでいるはずだし、人間性的にもお金を騙し取ろうとはしないと思う。

とは言っても、正直なところ急にお金の無心に来られたらやはり詐欺の可能性を考えてしまう。

よく調べた結果、詐欺でないことが分かったときは、そこは昔とは言えやはり親友のためだ。

ある程度はなんとか援助する。

だが、いくら元々微々たる貯金とはいえ、全額差し出すまではできないと思う。

そしてこっちがよく調べる前に、急を要するからとか、私を信じられないのかとかいって判断を要求されたら、昔の親友とは言えさすがに信用できない。

 

お金の話は例だが、結局、親友とはいえ自分がそれほど困らない範囲でしか助けることは難しいのではないだろうか。

 

だから上記の例で言えば頼まれた側が大金持ちだったらポンと出すかもしれない。


いろいろ考えていると、金の問題に限らず、困ったときに助けてくれる親友かどうかということは、実は友人関係の強さの問題だけでなく、力を持つ友人かどうか、ということの方がまず重要になってくる、というなんとも身もふたもない結論になってしまった。


結局、困ったときに助けてくれるかどうかなんてことは考えず、友人関係の繋がりが薄かろうがあまり気にしなくてもいいのではないだろうか。