意識中くらい系パンダ〜会社を使い倒すゆる社員〜

会社の使いこなし方を模索するゆるい会社員。会社を使い倒す話と雑談ネタ。

残業が少ない会社に転職したい人も「残業が少ない会社ランキング」はあまり鵜呑みにしない方が良いかもしれない【会社を使い倒す話】



先日、転職情報サイト、キャリコネが年代別に平均残業時間の少ない企業を発表した。

なお、「日経業界地図2018年版」に掲載されている企業のうち、登録者の口コミが10件以上あった企業の中から、平均残業時間の低い順に並べたものだそうだ。 対象期間は2017/4/1-2018/3/31。


・20代の残業が少ない企業ランキング https://www.google.co.jp/amp/s/news.careerconnection.jp/%3fp=66588&=1

・30代の残業が少ない企業ランキング https://www.google.co.jp/amp/s/news.careerconnection.jp/%3fp=66599&=1

・40代の残業が少ない企業ランキング https://www.google.co.jp/amp/s/news.careerconnection.jp/%3fp=66514&=1


これらの年代別ランキングを一つにまとめると下の表のようになる。



順位 20代 30代 40代
1位 第一生命保険
9.9h/月
キャノン
13.0h/月
日本郵便
11.1h/月
2位 日本郵便
14.0h/月
本田技研工業
17.4h/月
日本生命保険
12.9h/月
3位 トヨタ自動車
15.6h/月
リコー
18.6h/月
シャープ
24.6h/月
4位 デンソー
16.7/月
NEC
25.0h/月
東芝
24.8h/月
5位 イオンリテール
19.6h/月
富士通
29.0h/月
日産自動車
27.5h/月



ここで、あれっ?と思った。

年代によって順位が全く違う。

日本郵便は辛うじて20代と40代の両方にランクインしているが、その他の企業はどれかひとつの年代にランクインするのみだ。

それに残業が多いと聞いたことがある企業も多くランクインしている。


なぜこんなことになるのだろうか。

ゆる会社員の私としてはこのランキングは少し気になるが、ここにランクインする企業は本当に残業が少なく社員に優しい会社だと考えて良いのだろうか。

それともあまり鵜呑みにしてはいけないデータなのだろうか。


企業が残業が少なくする理由の一つに、事業縮小を目的とした人件費削減がある。

反対に、成長している事業であればどうしても残業が多くなりがちだ。

各企業のデータは、転職情報サイトキャリコネの登録者からの情報を集計したものだという。

このため母集団が転職したいと考えている人に偏っていることが想定される。


転職したいと考える理由はそれぞれだが、ランクインした企業の回答者の大半は残業が少ないはずなので、少なくとも激務がその理由とは考えにくい。

残業が少ないことと併せて考えると、例えば事業が収束に向かっているなど、現職に将来性がないと考えている人達なのかもしれない。

実際、ランクインしている企業は最近不調のところも多そうだ。


通常、収束させる事業にはあまり新入社員を配属させない。

なので、せっかく残業が少ないと思って入社したのに、入ってみたら残業だらけの忙しい部署に配属された、ということも大いにあり得る。


実際、私の会社でも部署によっては労基違反ギリギリのところもあれば、毎日定時で帰る部署もある。

従業員が毎日定時で帰っている部署はすでに人が足りているので、あまり新人が入ってこない。


単に残業が少ないところで働きたいという人は注意してほしい。


ちなみに基本的には私も残業をせずに早く帰りたい派だが、むしろ好んで残業していた時期もあった。


もちろん、やりたくもない仕事を深夜までやっていたこともある。

だが、単純に自分の好きなことをするために残業していたこともあったのだ。

こう聞くと社畜だと思うかもしれない。

「会社に洗脳されているぞ。目を覚ませ。」と言う人もいるかもしれない。

むしろ社畜であったならまだ聞こえが良いと思う。


実際はしなくても良い残業を勝手にしておいてしっかり残業代をもらう困った社員だったのだ。


残業時間には、新しいことを考えたり試したり、いろんなアイデアや将来自分たちがやるべき仕事について話あったり、興味のあることを勉強したりしていた。


会社から言われてやっているのではなく、ただ面白くて気楽に残業していた。

そうすることでスキルが身についた部分もあったと思う。

ちなみに早く帰りたければ大抵は問題なく帰れた。

結果的に給料を貰いながら自分のスキルを磨いていた。


残業時間はこのランキングにとても入らないであろうくらいに多くなっていたが、今になって思うと、こんな感じで残業している人たちに残業代をしっかり払ってくれるのだから、むしろ相当優しい会社だったのかもしれない。